いびきと睡眠障害についての解説

眠りと起床というものの性質についての概要と解決方法

現在、睡眠の質や不眠症に悩んでいる方は、夜になってからテアニンの多いお茶を摂取するのはオススメできません。テアニンは十分にとれるのですが、テアニンだけではなく眠りを妨げるカフェインも取り込むことになることで睡眠の質を下げてしまうからです。お茶に含まれるテアニンをたくさん摂るために煎茶や抹茶を摂ってもリラックス効果など十分に得られます。ただお茶はカフェインもたっぷりなのでトイレが近くなりますしカフェインを摂りすぎると吐き気や嘔吐などの中毒症状を発症するといった可能性があります。

睡眠補助のテアニンと覚醒補助のカフェインを一緒に摂ると相乗効果で一気に集中力が上がり、さらに認知記憶能力も大きく上がることがわかっています。でもあまり多くカフェインを摂ってしまうと幻覚などカフェイン中毒になる可能性があるので飲み過ぎには注意が必要です。テアニンの持つ効果は起床時の疲労回復や熟眠感を強く感じるようになります。他にも月経前症候群PMS)での憂鬱やイライラを軽減する効果や集中力の向上や記憶学習能力の上昇など人の活動を改善するさまざまな効果を発揮するし副作用もないことが数十人を対象にした実験で判明してきました。

L-テアニンを服用してから少し経つとリラックス状態を表す脳波「α波」が出ます。つまりリラックス効果があり睡眠の質を上げることができると思われます。いつでも飲めるお茶はテアニンを取り込む目的では飲み物ではあります。ただ睡眠の敵カフェインも同時に含まれている飲み物なのです。そのためむしろ眠れなくなる場合もあるのは忘れてはいけません。

L-テアニンは食事からしか取り込む術がないと考えられていましたが、最近は様々なメーカーからL-テアニンをたっぷり配合した睡眠補助サプリメントがいろいろ販売されているので以前より簡単に摂取できます。テアニンという成分を豊富に配合したテアニン補給サプリは睡眠や休息を助ける成分が多いことを売りにしています。逆にカフェインと合わせることでのイライラ軽減や集中力向上を狙ったサプリメントはほとんどありません。テアニンを摂る目的にあわせてテアニンの摂取方法を変える必要があります。

テアニンをお茶やサプリで毎日十分に摂取して寝るようにすると熟睡できますし起床時にも疲労回復した感覚が強くなることがいくつもの実験でも立証されています。テアニンによって睡眠の質を改善させる効果を得るためには50〜200mgのL-テアニンが効果的と考えられていて、テアニンの摂取目安量は国内外の多くの実験で実際に投与された量に準拠しているのです。

テアニンという成分をしっかり摂るにはどういった方法がベストかわかりますか?カフェインのもつ中毒を起こさないようにするには休息補助サプリでテアニンを摂取するのが1番効率がいいです。テアニンの効果と可能性は人に対しての投与試験でも確認されていて、逆に副作用もないとされているのでベンゾジアゼピン・非ベンゾジアゼピン睡眠薬など高い依存性がある薬を服用して後悔する前の最後の手段としてテアニンをまず飲むのがまずやるべきことです。

睡眠障害に悩んでいて睡眠の質を高めてスッキリ起きられるようになるためなら睡眠改善のための成分が多い休息を助けるサプリメントを活用し、認知記憶能力を上げるのが目的なら玉露茶や抹茶でテアニンとカフェインを合わせて取り込むのが効率的です。テアニンは煎茶1杯に約10mg含まれる成分で体内では全く作る方法はありません。テアニンの持つ高い効果を得るには十分な量のテアニンを毎日お茶やサプリで取り込むことが重要です。

睡眠を始め多くの効果があるテアニンですが、2017年現在、副作用は見つかっていないので安全とされています。マウスでのテアニンの高用量試験によると超高用量のテアニンを数日間投与しつづけましたが、特に悪影響はなくテアニンの効果だけが観測されました。

眠れないけど絶対寝てやる